別府大学で「サイエンスカフェ」

塩水に入れて新鮮な卵を見極める参加者ら

 別府大学発酵食品学科は「第1回サイエンスカフェ『真実はいつもひとつ!新鮮な卵を見抜け!』」を13日午後2時、同大学36号館で開催し、一般、学生ら約20人が参加した。
 サイエンスカフェは、生物学系サイエンスに触れてもらい、その面白さを体感してもらうことで、理系分野への関心を高めることが目的。
 最初に、発酵食品学科の狩生徹教授が、生活に身近な存在である「卵」について解説。卵と言ったらなぜ鶏卵なのか、卵の乳化性の説明時に動画でマヨネーズの作り方を見る、鶏卵の大量生産や流通の工夫、常温で扱える特性などについて説明した。
 参加者は分析化学実験室に移動し、新鮮な卵と古い卵を見分ける実験として、10%の食塩水に入れ、浮き沈みの違いから鮮度を比較した。その後、実際に卵を割り状態を確認して理解を深めた。古い卵は浮き、新鮮な卵は沈む要因を科学的に説明し、参加者は知識を深めていった。
 続いて、大学での教育・研究活動に触れるため、発酵食品学科4年生2人による研究発表が行われた。井下和奏さんが「天然由来成分の歯周病菌増殖抑制効果の可能性」、濱口託利さん「食品添加物を用いた別府飲泉再現パウダーの開発~伝統文化の保存から観光客向け土産品へ~」をテーマにそれぞれ発表した。参加者は、学生の発表に熱心に耳を傾け、大学での研究の一端に触れる機会となった。