2つの作文で文部科学大臣賞受賞

「弁当の日おいしい記憶のエピソード募集」の
表彰状を手に2つの受賞を
報告した吉田さん(左)

 別府市立別府西中学校2年生の吉田かりん結愛さん(14)が8日午後4時半、別府市役所で長野恭紘別府市長に「弁当の日おいしい記憶のエピソード募集」(共同通信社主催)で最高賞の文部科学大臣賞を、「ぼくたちの地球を守ろう第32回小学生・中学生作文コンクール」(NPO法人地球こどもクラブ主催)でも文部科学大臣賞を受賞したことを報告した。野中公二校長らも同席。
 いずれの作品も、小学2年生の時にオーストラリアから大分県に引っ越してきた吉田さんが隣に住むおじいちゃんとおばあちゃんとの交流を書いたもの。
 「弁当の日おいしい記憶のエピソード募集」では、「愛情いっぱいの炊き込みご飯」というタイトルで、隣のおばあちゃんがおじいちゃんの好きな炊き込みご飯を作った時にはおすそ分けをしてくれていたが、おじいちゃんが亡くなり、元気がなくなったおばあちゃんのために吉田さんが炊き込みご飯を作るというストーリー。おばあちゃんから借りたレシピが書かれたノートには、食べる人の笑顔を思い出し、笑顔で愛情を込めてつくることが書かれていて、「ご飯をつくる時には、愛情が一番大切」と学んだことを書いた。
 「ぼくたちの地球を守ろう作文コンクール」では、「自然との共生を考えてみよう」をテーマに作品を募集。吉田さんは「地球は、私たちと共に生きている」というタイトルで、隣に住むおじいちゃんとの野菜づくりの交流について書いた。相手の気持ちになって、手を差し伸べることが大切だと学んだという。
 それぞれの作文を読むと、長野市長は「同じおじいちゃんとおばあちゃんとのストーリーで、ステキな作文。おじいちゃんは残念ながら亡くなったけど、きっと喜んでくれていると思います」と話した。
 作文コンクールの授賞式は8月6日に参議院議員会館で行われる「アジアこども会議」で行われる。