議会と選管で高校生に主権者教育開催

選挙の重要性について話を聞いたあと、
模擬選挙を体験
広報公聴委員会のメンバーを中心に
意見交換を行った

 別府市議会(小野正明議長)と別府市選挙管理委員会(八坂克明委員長)は、高校生を対象とした主権者教育「BEPPU未来を担う高校生シティズンシップ講座」を13日午後4時、議会棟で開催した。県立別府翔青高校と明豊高校の1~3年生30人が参加した。
 2016(平成28年)から、改正公職選挙法が施行され、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたが、若者の政治離れがいわれる中で、選挙の重要性と市議会議員の役割について、もっと知ってもらおうと初めて一緒に実施した。
 はじめに、本会議場の議員席に座って選挙について学んだ。小野正明市議会議長が「選挙権がこれから出来る。選挙といっても、いろんな種類があるが、選挙について勉強してもらい、しっかりと選挙権を行使してもらいたい」。八坂選管委員長が「選管の一番大きな仕事は、選挙を正しく行うこと。選挙がない時期は、若い皆さんに関心を持ってもらえるように活動をしています。選挙がなぜ大切なのかを学んでもらい、体験してもらいたい」とそれぞれあいさつ。
 選管事務局から、選挙制度について説明があった。選挙権は、日本国憲法に定められた、国民の権利。しかし、10代の投票率は低い。また、最近多いSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使った選挙について、18歳未満の選挙活動は禁止されていることや、罰則があることなどを紹介。「大切な1票。SNSの情報だけを信じるのではなく、よく精査して投票してほしい」と呼びかけた。また、各校から1人ずつ立候補し、子育てや経済対策について演説を行い、実際に投票をするだけではなく、事務作業や投票用紙を数える模擬選挙体験も行った。
 引き続き、全員協議会室で正副議長を含む広報公聴委員会メンバーを中心に学校ごとに分かれて意見交換を行った。5月発行分からフルカラーになった「議会だより」について、高校生から「カラーで見やすくなったが、色が濃すぎてチカチカする」「フルカラーは良いと思うが、表紙を見ても手に取りにくいと思う。結果をタイトルにして、興味を持てば中も読むと思う」。ユーチューブについては「長くて見られない」「言葉が難しくて、よく分からないことが多い」とやや厳しめな意見が多かった。一方で「ユーチューブを見てというより、こうやって直接交流する方が、議員の人柄も分かって興味がもてる」といった意見もあった。
 明豊高校3年生の宮﨑悠真さん(17)は「もう少しで自分も投票できるので、実際に模擬選挙をしてみて、選挙の運営側も分かって良かった」。翔青高校2年生の荒金侑利さん(17)は「議会の中を見て、別府市がどのように運営されているのを知ることが出来た。議員との意見交換では、いろんな話が聞けて、有意義な話が出来た」とそれぞれ話した。