熊本地震で長野市長が支援状況説明

会見で被災地支援について
語る長野市長

 令和8年熊本地震が発生して28日で1カ月になる。長野恭紘別府市長は、27日午後1時半、市役所で行われた定例記者会見の中で支援状況について説明をした。
 発災直後から消防本部から緊急消防援助隊として派遣され、上下水道局の給水支援、同局と市管工事協同組合による上水道応急復旧、施設整備課による応急危険度判定士、職員課などから避難所運営支援、移動式温泉「幻想の湯」による入浴支援を実施した。27日まで実施した入浴支援は、26日現在で延べ2169人の入浴があり、被災者から感謝の声が多く聞かれたという。
 市営住宅への入居支援も準備をしているが、今のところ、入居した人はいない。また、市内13カ所に義援金を設置するなどしている。
 長野市長は「依然として避難所生活を余儀なくされている被災者がおり、出来る限りの支援をしていく。入浴支援では、心の復旧支援につながったと思う。被災地の状況に寄り添い支援するとともに、経験や教訓は、極めて貴重な財産になる。大規模停電になっても指定避難所における停電時の空調施設が使えるように、命と暮らしを守る取り組みをしていきたい」と述べた。
 9月3日に開会する、令和8年第3回別府市議会定例会には、非常用電源の確保を行い、避難所の生活環境の改善を図るための補正予算607万円を計上することにしている。
 また、国が九州観光を応援する動きがあることについて「しっかりと経済的に熊本を全員で応援できるようなパッケージになればと思う。九州市長会としてもしっかりと復興、復旧支援できればと思う。経済損失を取り戻すことを国にもやってほしい」と期待感を示した。