別府市社会福祉協議会法人設立50周年

会場全員で「私たちの福祉宣言」を行った
北村さんがライブイベントで不死鳥を描き上げた

 別府市社会福祉協議会(会長・長野恭紘別府市長)は、法人設立50周年を迎え、6日午前10時、ビーコンプラザで式典を開催した。約570人が出席した。
 社協は、昭和33(1958)年に任意団体「別府市社会福祉協議会」として設立され、ホームヘルパー派遣事業などを行い、昭和51(1976)年に法人認可を受けた。平成8(1996)年に現在の場所に移転。日常生活自立支援事業、介護保険事業、生活困窮者自立相談支援事業、成年後見支援センター、べっぷ終活あんしんサポート事業など地域福祉の向上のため、多くの事業を展開している。
 オープニングアクトとして、社会人マーチングバンド「BEPPU♨‘Anba in Blue Birds!’」が花を添え、社協50年のあゆみの映像を流した。
 式典では、長野市長が「法人として半世紀という長い歩みの中で、本会の活動にご理解とご支援をいただきました、関係者の皆さまや今日の礎を築いてこられた先人の献身的なご尽力に対し、深く敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。これまで、自治会や民生委員児童委員、福祉関係機関の皆さま、ボランティア団体の皆さまとともに、地域福祉の充実に努め、市民の皆さまのあたたかいコミュニティの力に生かされなが歩みを進めてきました。本日を新たな出発点とし、力強く一歩を踏み出していきます」とあいさつ。
 来賓の佐藤樹一郎大分県知事が「地域住民とともに地域の未来をつくるパートナーとして互いに向き合いながら取り組んでいくことを切に願っています。県としても県社協と別府市社協をはじめ関係団体などと力を合わせて、誰もが住み慣れた地域で安心して、活躍できる社会の実現に向けて取り組みを進めていきたい」。小野正明別府市議会議長も「近年の地域課題は、複雑、多様化の一途をたどり、公的サービスだけでは全て解決することは困難で、地域住民や関係機関と連携・協働しながら、日々の不安と問題の解決の情報や解決を提供する橋渡し的役割を果たしているのが社協。地域の結束が大事」とそれぞれ祝辞を述べた。
 50周年を記念して、法人設立代表委員の故・脇屋長可市長(当時)と故・荒金吉夫市自治委員会長(同)の遺族に顕彰状が贈られた。また、社協の事業に関連する多くの団体の中から、協力団体、長年の寄付者、評議員として市地区社協連絡協議、市民生委員児童委員協議、市老人クラブ連合会、別府ライオンズクラブ女性部会、市仏教連合会、あい・くすのき、後藤ミツノさん、中村英子さん、記念ロゴを作成した別府西中学校美術部、ボランティア部に感謝状を贈った。
 画家の北村直登さん、梅本弥生梅本美術研究所代表、長野市長が登壇し、「アートを通して、未来の福祉を考える~50年先も安心して暮らせる社会をめざして~」と題してトークセッションや北村さんがライブイベントを実施した。ライブイベントでは、会場から出た「温泉」「別府タワー」「海から見た鶴見岳」などを描いていき、最後にその上から青や赤、白などを使ってそれまで描いたイラストが混ざりあうように大胆に「不死鳥」を描き、会場からは大きな拍手が送られた。
 最後は来場者全員で「今日から未来へ~わたしたちの福祉宣言」として▽未来を担う子どもたちが、明日への希望を抱き、一人ひとりが輝ける環境を整える▽互いに手を取り合い、誰ひとり取り残さない温かな心のよりどころを育み、あらゆる世代へと繋ぐ▽住み慣れたまちで自分らしく暮らし続けるために、別府市民の一員として、ともに地域づくりを推進する、と読み上げた。
 みんなの「ありがとう」で大きな樹を咲かせるワークショップ「ありがとうの樹をみんなでつくろう!」や「つながるマルシェ」なども行われ、賑わった。