「人事を尽して天命を任す」

「別府は30年前、新婚旅行で訪れた思い出の地。兵庫県出身の妻亜由美と結婚式に参列した友人を車に乗せ、地獄めぐりや地獄蒸し料理を楽しみました」と別府勤務を喜んでいる。
別府旅行は続き、結婚10年の節目に子どもを連れてハーモニーランド、20年目は冬の花火ファンタジア、そして30年目の今年は還暦祝いで冬の花火に合せて家族が別府を訪れる予定。
昭和41年9月24日、熊本県天草市生まれの60歳。使命感が発揮できる税務職員を目指し、昭和60年に大阪国税局に採用された。主な略歴は、熊本国税局総務部主任相談官、同局徴収部国税訟務官、同局徴収部特別整理部門統括官、日南税務署長、熊本国税局徴収部徴収課長、そして前任地が税務大学校熊本研修所長。
東京国税局に出向して特別捜索を担当、悪質な滞納者に毅然と立ち向かい、国税Gメンの仕事を全うしたことが印象深い仕事のひとつ。
前職である税務大学校熊本研修所は、約100人の新人が全寮生活する。必要とする法律科目から応接態度、言葉遣いを植え付け、国民からの信頼を得るために新人教育に従事した一年間を「非常に有意義で印象深いものとなりました」と振り返る。
市民に呼びかけたい点は「納税者の利便性の向上」として振替納税やダイレクト納付のキャッシュレス納付の利用を「強くお願いしたい」という。大分県のキャッシュレス納付割合は全国平均より低いため特に所得税の振替納税と源泉所得税のキャッシュレス納付で、利用方法が分からない場合は職員を訪問させて操作要領を説明することにしている。
座右の銘は「人事を尽して天命を任す」。自分ができることはやり尽し、あとは結果に執着せず受け入れる気持ち。
「自慢できる趣味はありませんが」と前置きして、献血可能年齢の69歳までに100回を目指す。30年ほど前に家族が手術を受けた際、輸血に感謝して献血を始め現在72回だそうだ。
熊本市の自宅に夫人とすでに成人した2人の娘さんをのこして単身赴任。
最後に国税職場の魅力を①正義感と使命感をもって仕事に臨める②働きながらスキルアップが図れる③育児・介護休暇などの制度が充実している――などをあげ「若者はぜひ税務職員を目指していただき、私たちの後継を担ってほしい」と締めくくった。
