
上田の湯町自治会(深堀正美自治会長)は「上田の湯地区防災訓練」を24日午前10時、別府市立山の手小学校体育館で開催し、住民16人が参加した。
今年7月28日に熊本地方で震度7の大地震を体験しており、別府市でも同じような災害に見舞われないとはいえない。
今回のテーマは「女性と子供に優しい避難所とは」をテーマに、地震および出火により不幸にも住む家を失ったと仮定し、避難所で生活をしたときに起きるさまざまな問題点を共有すること、防災訓練を通し、避難所生活を快適に過ごせるようにすること、防災訓練を通し地域住民同士の親睦を図ることが目的。
同町在住の吉野哲別府市防災士が「台風30号が接近している中、多くの人に集まってもらい、ありがとうございます」とあいさつし、防災士の吉野さんら5人が自己紹介をした。
続いて、防災士が指導しながら参加住民が段ボールベット、パイプベットの組み立て、簡易トイレの組み立ておよび使い方体験を行った。
参加者は配布された同小避難所レイアウトを見ながら、吉野防災士が実際に総合受付、物資配布場所、物資受入・保管場所、運営本部・相談室、救護・介護室、マンホールトイレ、ゴミ置き場などの場所を確認しながら説明をした。
その後、吉野防災士は「上田の湯町は幸い、丈夫な建物が多かったりしますので、よほど大きな地震が来ない限り、自宅の方が安全安心な可能性があります。避難所では、ありとあらゆることが起きます。男性より女性は非常に過酷な生活になるので、女性は気をつけてください」と述べた。質疑応答では、参加者から多岐にわたり質問があり、防災士が答えた。
参加した女性は「段ボールベットは初めて作ったりして、勉強になりました。こういうのに若い人が来たらいいと思う」、男子高校生は「地域間の防災の大切さを知りました。防災は自助・共助・公助があり、共助の割合が多いので、地域間のつながりが大切さを知るきっかけになり良かった」と話した。
