吉弘野球スポーツ少年団が20日午後4時45分、長野恭紘別府市長に「第19回王貞治杯九州学童軟式野球大会」で優勝したことを報告した。
大会は11月20、21日に長崎県のスポーツパークいさはや野球場で開催され、各県の予選を勝ち抜いた7チームと沖縄県が不参加だったため、地元1チームが参加し、計8チームが出場。トーナメント方式で試合を行った。
吉弘は地元の長崎県の西諫早少年野球団と1回戦当たり、先に2点を取られたものの、4回に3点を入れて逆転に成功すると、5回にも3点を加え、6ー4で勝利。2回戦は、弓削キング(熊本県)との対戦となり、接戦で7回終了時点で6ー6の同点のままだったため、8回の延長でタイブレーク(ノーアウト1、2塁からスタート)戦となり、吉弘が2点を入れて8ー6で勝った。決勝戦は、古賀東エンゼルス(福岡県)と当たり、序盤から順調に得点重ねて、6ー2で勝利した。
報告会には、丸太史明監督やベンチ入りした5、6年生12人、保護者が出席。丸太監督が「勢いもあったと思うが、優勝できました。うちのチーム以外はクラブチームなので、とても強かった。それぞれがちゃんと仕事をしてくれました」と報告。5年生は別の新人戦の大会に出場する予定だったが、6年生と九州大会で優勝したいと王貞治杯の方に参加したという。
長野市長は「九州大会での優勝、おめでとうございます。毎年、良いチームを作られているなと思っています。大好きな野球が出来る環境、応援してくれる回りの人に感謝を忘れないでほしい」労った。
古庄倫大主将(12)は「5年生が自分たちの大会を捨てて、今回の大会に出てくれたので、絶対に優勝したいと思っていたので、うれしい。もっと勉強しなければいけない課題も見つかった」と話した。