市内の各小・中学校で始業式

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、始業式は各教室に放送で行われた

 別府市内の公立小・中学校で11日、3学期の始業式が行われた。
 市立南立石小学校(安部恵校長、315人)では、新型コロナウイルス感染予防のため、各学年の児童がクラスごとに分かれて、マスクを着用して待機した。
 午前8時40分、校長室からのZoomで安部校長が「3学期に学校に来る日数は51日、6年生は2日少ない49日です。1月は『行く』、2月は『逃げる』、3月は『去る』という言葉があります。1月はお正月があり、2月は28日しかない、3月は年度末なのでやることが多いということです。1、2、3月はやることが多いのに、日が早く過ぎてしまい思うように進まないという意味です。3学期は今の学年のまとめの時期です。しっかりと計画をして、1日1日を充実したものにして下さい。そして、次の学年につながるようにしましょう。時間は戻ってきませんので、大切に過ごして下さい。2学期の後半から新型コロナウイルス感染症も少なくなり色んな行事が出来ましたが、オミクロン株の感染者が別府でも拡大が心配されています。もう一度、気持ちを引き締めて感染予防を行っていきましょう。学校の中にウイルスを持ち込まないために、朝、熱を測りましょう。熱があったら病院に行き、ゆっくり休むようにして下さい。家族の人で風邪のような症状のある人も、休んで下さい。学校では、健康観察カードを見せること。マスクをすること。手洗いをすること。これを守って下さい」と話した。
 冬休みの思い出と3学期の目標を岡部栞歩さん(2年)、田中桜明さん(6年)ら3人がそれぞれ発表した。
 校歌を1番のみ静聴し、始業式が終了した。