別府市は、2021年度の年末年始(12月28~1月4日)の入込調査結果の速報値を発表した。
年末年始は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きをみせていたこともあり、前年よりも多くの人が訪れ、宿泊をしたが、コロナ前までの水準には戻っていない。
観光施設(アフリカンサファリ、別府ロープウェイ、城島高原パーク、高崎山自然動物園、ハーモニーランド、別府地獄めぐり、うみたまご、別府ラクテンチ、スギノイパレス、地獄蒸し工房鉄輪)は17万2974人で、前年と比べ147・8%増、一昨年と比べると16・6%減。
交通機関は、別府インターチェンジの乗降車数は11万5千台(前年対比61・5%増)、船舶(フェリーさんふらわあ、宇和島運輸)の降客数は6371人(同257・7%増)、降車数2766台(同214・3%増)。
航空機(大分空港)は、降客数2万4097人(同177%増)。
宿泊施設(33施設)では、4万7384人(同145・6%増)。エリア別では、北浜・中央地区1万7779人(同111・7%増)、観海寺・堀田地区1万7281人(同207・9%増)、鉄輪・明礬地区5399人(同167・1%増)、その他地区6925人(同112・3%増)となっており、全てのエリアで増加した。
GoToキャンペーンが急きょ取りやめになるなど、外出自粛の動きとなっていた前年と比べ、感染状況が落ち着いていたこともあり、多くの人が旅行や帰省を楽しんだことが、増加につながったと思われる。