湯のまち学びのカレッジ・北部キャンパス「地域の防災を考えよう!」をこのほど、北部地区公民館会議室で開催し、7人が参加した。
講師は、亀川防災士会の山川忠臣会長が務めた。
災禍の「災」は自然災害を意味し▽予測できる災害(豪雨・洪水・台風・大雪・竜巻・雷など)▽ある程度予測可能な災害(津波・土砂崩れ・火山噴火)▽予測できない災害(地震)―が挙げられる。「禍」は人為災害を意味し▽都市災害(火災や大気汚染など)▽労働災害・産業災害(勤務中に従業員が負傷したり、病気にかかったりする災害)▽交通事故(車や飛行機などの事故)▽管理災害(管理の不備や操作ミスなど)▽環境災害(水質汚濁など環境破壊によって引き起こされる)―がある。
別府市の過去の災害、雲仙普賢岳噴火による大火砕流、阪神・淡路大震災、台風・豪雨災害、東日本大震災、連絡手段・避難場所などについて説明した。
「お節介と気遣いは違います。地域に住む者同士が声をかけ合い、協力し合い、今まで以上の災害に強い土壌をつくりましょう」と締めくくった。