別府市議会は、令和4年第1回定例会の一般質問を14日から始めた。
午前中にこの日予定をしていた4氏すべてが質問を終えた。
15日は、泉武弘氏(行財政改革クラブ)、堀本博行氏(公明党)、美馬恭子氏(日本共産党議員団)、阿部真一氏(自民党議員団)が執行部の考えを質した。
春木川公園の整備は
安部一郎氏(自民党議員団)
安部氏は、春木川公園の整備事業について内容を質問。橋本和久公園緑地課長が2階部分が芝生グラウンド、クラブハウスなど、1階にスーパーマーケットが整備されることを説明。
安部氏は「民間でやっているものが多く、民業圧迫ではないかという声を多く聞く。行政には説明責任があると思う。提携が決まれば、すみやかに情報を出してほしい」とした。
また、飲食店施設の駐車場について「公共の施設なので無料というのは、納得いかない。真夜中、店舗以外の利用者がいるのか。収益事業に必要な駐車場の使用料については(業者に)請求すべき。スーパーについてもそう。地域に必要なのは、歩いていけるスーパー。1円でも高い貸し付けをすべき。協議はできないのか」と指摘。
橋本課長は「あくまで計画。都市計画を変更したあと、正式な認定を行う時に様々な協議をする」と答えた。
平成19年に1683事業所あったのが、大規模商業施設がオープンしてから、平成24年には約500事業所が減少したことをあげて、「商店街活性化に引き続き、支援が必要だと思う。中心部の空き店舗などに教室を出す補助金を出せば、市民も喜ぶし、教室に来た人が商店街に来ると思う」と話した。
長野恭紘別府市長は「1つのことを解決しようとした時、違う問題も生まれてくる。(大型施設を)排除しては成り立たない部分もある。果敢に課題に挑戦したい」と述べた。