別府地区更生保護女性会が総会

3年ぶりの対面での総会となり、あいさつをする友永会長

 別府地区更生保護女性会は18日午後1時半、別府市社会福祉会館で令和4年度第61回通常総会を開催した。約40人が出席。対面で総会を開くのは、3年ぶり。
 友永瑤子会長が「コロナ禍でしたが、60周年の記念誌を作り、永生会母子ホームとの交流事業の2つの大きな事業をすることが出来ました。皆さんと協力して、コロナの収束を願い活動をしていきたい」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長が「深い愛情をもって、犯罪防止と犯罪を犯してしまった人の立ち直りなど、様々な面で別府の安全安心に力添えをいただいています。再犯防止が一番の課題だと認識しています」。高橋護別府保護区保護司会長は「今年こそは社会を明るくする運動が出来ると良いなと思っています。これからも協力してやっていきたい」とそれぞれ述べた。
 議事に入り、令和3年度事業・決算・監査報告、令和4年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。今年度も永生母子ホームとの交流会の他、コロナ禍で回数は減っているものの、あけぼの寮での夕食づくり、社会を明るくする運動や街頭募金などの参加を行う。
 役員改選も行われ、新しい会長に田城ヱツさん、副会長に清岡孝子さん、乙咩千代子さん、山内よしゑさんが選ばれた。
 引き続き講演会があり、松本久美子さんが「言葉は心の食材~言語、非言語のコミュニケーション~」と題して講演した。