大分県と大分市は7日、8日で14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女880人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日が466人、8日は414人で、いずれも前週の同じ曜日の感染者数を上回った。1~2週間ごとに増減を繰り返し、依然として高止まりが続いている。
8日に県内で療養中の80歳以上1人が亡くなり、県内の死者は157人となった。また、クラスターは、7日は大分市内の医療機関と佐伯市内の地域スポーツクラブで。8日は津久見市内の高齢者施設、中津市内の医療機関、大分市内の学校、別府市内の高齢者施設でそれぞれ確認されており、関係者の検査を進めている。
2日間の感染者の年代別では、20代が171人、30代165人、10代149人、10歳未満129人、40代124人、50代60人、80歳以上36人、60代33人、70代13人。経路別では、不明321人、家族310人、県外66人、知人53人、会食39人、学校と施設各31人、職場16人、医療機関13人となっている。
別府市の感染者数は、7日42人、8日43人。年代別では、20代23人、40代13人、10歳未満12人、30代10人、10代9人、50代と80歳以上各7人、60代4人。経路別では、不明34人、家族25人、知人7人、施設6人、県外5人、会食4人、職場3人、学校1人。
別府市以外の市町等の2日間の感染者数は、大分市394人、佐伯市88人、日田市71人、中津市50人、宇佐市29人、杵築市と日出町各22人、県外20人、臼杵市、津久見市、豊後大野市各16人、国東市12人、玖珠町11人、由布市10人、竹田市8人、豊後高田市6人、九重町4人だった。