別府忠魂碑慰霊祭に30人出席

慰霊祭であいさつをする大隈亮会長

 別府地区隊友会(大隈亮会長)は別府忠魂碑慰霊祭を9月23日午前10時、青山町の忠魂碑前広場で開催し、県隊友会などから約30人が出席した。3年ぶりに神職が来て挙行された。
 別府忠魂碑は大正8年、国家繁栄の礎となり戦場に散った陸海軍勇士の尊き英霊を祀るべく有志が立ち上がり、浄財6千余円を集め建立した。日清戦争から大東亜戦争までの別府市出身の戦死・戦病没者1347柱が合祀されている。また、忠魂碑北側には、広瀬武夫中佐(竹田市出身)が護国の鬼となり身命を投げ出し旅順港を閉塞した“報國丸のマスト”が設置されている。
 慰霊祭では、南立石生目神社の端山勝彦宮司が祓詞、祝詞を奉げた後、阿南寿和別府市副市長が長野恭紘別府市長の追悼のメッセージを代読した。
 出席者が黙とうを奉げた後、大隈会長、岩屋毅衆議院議員、阿南副市長、嶋幸一県議、中村英昭陸上自衛隊別府駐屯地司令、宮本修一大分県隊友会会長、大平順治市自治委員会会長らが玉串を奉げた。
 来賓の岩屋衆議院議員、嶋県議がそれぞれあいさつした。
 主催者を代表して大隈会長が「慰霊祭が開催できました。今後も慰霊祭を隊友会が続けていきますので、ご協力をお願いします」とあいさつ。
 来賓として花山宣昭別府市老人クラブ連合会会長、瑞木一博別府地区自衛隊退職者就職援護協議会会長ら17人が出席した。