大分県はこのほど、令和5年2月の宿泊客等動向の速報値を発表した。宿泊客は30万9402人で、前年同月と比べて83%増となる見込み。一方で、コロナ禍前の令和元年の同月と比べると、23・2%減とまだコロナ禍前の水準には戻っていない。
日本人の宿泊客は25万7529人で、前年同月と比べて53・9%増。出発地別では、福岡県6万6417人、関東5万4025人、県内3万8497人、その他九州3万5897人、近畿2万6917人、中国1万4221人、中部1万1525人、四国5254人、東北・北海道4776人。コロナ禍前と比べて各地域とも少ないが、関東や東北・北海道からの宿泊客は増加している。
外国人宿泊客は、5万1873人で、前年同月と比べて2978・5%となる見込みで、昨年10月の規制緩和以降、右側上がりに増加している。出発国別では、韓国が3万7336人と圧倒的に多い。次いで、台湾5445人、香港3882人、タイ2476人、欧米豪その他1017人、その他アジア886人、中国831人となっている。
有料観光施設(27施設)の入場客は、31万9407人で、年末年始と比べると減少しているが、前年同月と比べると、82・4%増。屋内施設は27・1%増、屋外施設119・1%増といずれも増加した。