JA共済杯第45回全国スポーツ少年団学童軟式野球交流大会別府支部予選がこのほど行われ、朝日少年野球部、別府大平山少年野球部、境川少年野球部、春木川少年野球部が勝ち上がり、7月に行われる県大会へ出場が決まった。通常は3チームが代表に選ばれるが、今回は別府市での地元開催で4チームが県大会へ進んだ。
Aパートの決勝戦は、朝日少年野球部と浜脇少年野球部が対戦。浜脇が1回裏、2番の釘宮選手がピッチャーゴロの捕球エラーの間に出塁。キャッチャーのパスボールの間に2塁に進むと、3番の井選手のセンターへのヒットで1点を先制。朝日が3回表に2死になるも2、3塁のチャンスを掴み、4番の渡邉選手のヒットで2人が生還し、逆転に成功。その後、両チームとも得点がなく、2ー1で朝日が勝利した。
Bパートの決勝戦は、別府大平山少年野球部と吉弘野球スポーツ少年団が対戦。大平山は1回表、2番の川嶋選手が内野の悪送球で2塁まで進み、内野エラーの間に3塁に。ピッチャーゴロの間に2人が生還して2点を先制。2回には坂本選手の本塁打で1点、3回にもヒットとエラーで1点を追加した。5回にヒットなどで3点、6回にも1点を入れた。一方で、吉弘も4回に先頭打者の3番の榎園選手、続く4番の谷口選手が連続で本塁打を放ち、2点。5回にも榎園選手が2打席連続で本塁打を放ち、2点を加えたものの、一歩及ばす。8ー4で大平山が勝利した。
Cパートは、境川少年野球部と緑丘少年野球部が決勝戦を行った。1回表、境川は死球と四球で走者をためると、4番の青野選手が本塁打を放ち、3点を入れるとヒットやワイルドピッチでさらに3点を入れて、この回一挙に6点に。4回には、3番の後藤(幸)選手が本塁打を放ち、さらに1点を加えた。緑丘は、1回裏に相手ピッチャーの3つの四球と死球で1点を返したものの、反撃につなげられず、1ー0で境川が勝利した。
Dパートは、春木川少年野球部と亀川ベースボールクラブが決勝で当たり、春木川が1回裏、1番の工藤選手がヒットで出塁すると、バントで3塁へ送り、ワイルドピッチの間に生還して1点を先制。2回裏には、四球押し出しや相手のエラーなどで一挙に6点を加えた。亀川は3回表に相手のエラーで1点を入れ、4回にはヒットなどで走者を得点圏に進め、ヒットとバントで2点を入れたが、その後は春木川のピッチャーに抑えられ、7ー3で春木川が勝利した。代表となった各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【朝日少年野球部】▽代表=鈴木慎也▽監督=薬丸功起▽コーチ=吉田貴之▽選手=山下夏輝(主将)、阿部凌大、吉田琥珀、薬丸慶士、大塚弘章、佐藤日々人、藤内洸汰、千葉友翔、山下煌華、小野信平、吉野友翔、佐藤煌史郎、加藤瑛太、佐藤瑛汰、長尾俊秀
【別府大平山少年野球部】▽代表・監督=今宮美智雄▽コーチ=上原勇二、大石賢二▽選手=伊藤みのり(主将)、川嶋星太、藤由純大、梛野澪央斗、山下啓太、豊島大和、井上幸大、坂本聖道、奥本晴、渡邊暁斗、三浦大和、小野蒼真、鈴木悠緋、高尾想愛羅、藤野颯斗、藤本絆愛、岩本凌大、横山直希、大石昊、加藤峻司
【境川少年野球部】▽代表=大友寿美▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=津福哲児、菅雄輝▽選手=青木太樹(主将)、後藤幸晴、大友晏寿、青野輝、手嶋康大、森山弦太朗、平岡凌太、永弘樹、上野栞永、野崎成央、筒井晴十郎、貞山海翔、臼井アンナ、西村優龍、長野莉々輝、菅大翼、津福郁斗、後藤悠翔、工藤翔太、森永康介、河野泰嗣、矢野雄大、小松千隼
【春木川少年野球部】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=和哥山藍人(主将)、福澤小粋、首藤史郎、武田翔真、宮地梓、三輪謙仁、中尾陽斗、幸島瑛斗、工藤和希、是永翔、是永快翔