別府法人会青年部会は令和5年度通常総会を13日午後6時30分、ホテル別府パストラルで開催し、26人が出席、32人が委任状を提出した。
渡邉浩司部会長が「青年部は若手リーダーが集まり、税のオピニオンリーダーとして地域活動を行っています。この3年間は、コロナの影響であまりできませんでしたが、今年度から活動はすべてではありませんが、元に戻りつつあります。これからは租税教室のほか、財政健全化のための『健康経営プロジェクト』にも力を入れていきます。私は皆さんの交流やイベントを通じて、いろいろな経験を積むことができました。この2年間、部会長を務めさせていただいたことを深く感謝しています」。
菅健一別府法人会会長は「法人会青年部は社会貢献活動もありますが、租税教室、健康経営を一生懸命してください。この3年間、留学生との交流会も止まっていますし、そろそろすべての行事を復活して新たな取り組みをやっていただけたらと思います」とそれぞれあいさつ。菅会長はこれまでの別府法人会青年部の歴史などを紹介した。
渡邉部会長を議長に議事に入り、令和4年度の事業、収支決算、監査を報告した。
令和5年度の事業計画の基本方針は、コロナ収束を見据えて、主要な法人会活動の「税務研修」「租税教育」「社会貢献」などの公益性の高い諸事業を積極的に実施するとともに、組織基盤強化のための会員増強を図る。
事業計画は▽組織関係=別府法人会の事業運営における牽引的役割を担うため、会員増強および事業活動の充実強化をはかるなど3点▽研修事業=「税知識の普及」「納税意識の高揚」に資するための研究会を開催など3点▽租税提言事業=全国連・南九連・県連主催の「青年の集い」の交流事業による広域的な情報交換を通じ提言活動を行う―など7項目を挙げ、予算を計上した。
役員改選(任期2年)では、部会長に二階堂裕一氏(二階堂酒造有限会社、新任)、副部会長に西寛之氏(株式会社西石油、新任)、山下唱徳氏(株式会社山下商店、新任)、川本誠氏(株式会社カワモト、新任)、河野将己氏(株式会社ダイア企画、新任)、直前部会長に渡邉氏、そのほか運営専務、幹事、監事、相談役が就任した。
二階堂新部会長が「まだ未熟で皆さんに迷惑をかけると思いますが、別府そして日出のために一生懸命頑張っていきます。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。今日から新しいチームとして一丸となって懇親を深めていきましょう」と決意を述べた。
来賓の山口聖一別府税務署長、大同生命保険(株)大分支社の尾家史記第二営業課長(支社長代理)がそれぞれあいさつした。
総会終了後、税務研修会があり、別府税務署法人課税第一部門統括国税調査官の原一孝さんが講師を務め、「電子帳簿保存法について」をテーマに行った。