6月別府市議会定例会の一般質問③

 令和5年第2回別府市議会定例会は20日午前10時、一般質問で野口哲男氏(創世会)、松川章三氏(自民新政会)が、統一地方選挙の総括、別府市政の課題、新湯治・ウェルネスツーリズム、乗合タクシー事業について質問した。泉武弘氏(行財政改革クラブ)の質問の途中で休憩となった。
 午後からは、引き続き泉氏、森山義治氏(市民クラブ)、松川峰生氏(自民新政会)が質問した。

少子化対策などについて

野口哲男氏(創世会)

野口 哲男氏

 野口哲男氏は別府市政の課題の少子化対策、人口減少問題について「別府市の出生数と出生率、死亡数と自然減について聞きたい。これは喫緊の課題。具体的にどのように取り組むのか」と質問。
 安部政信企画戦略部長が「令和4年の出生数は619人、平成29年から令和3年までの合計特殊出生率(人口に対して生まれた子どもの数を表す指標の一つ)は1・24、死亡者数は1765人、自然減は1146人となっています。課題に対しては地方創生の実現に向けた総合戦略を推進することが対策につながると考えています。人を大切にし別府で子どもを産み育て生きる基本目標に沿った子育てしやすい環境を作り、積極的に推進する。子育て世帯に対する経済的負担の軽減や子どもたちに安全安心な美味しい給食を提供する新学校給食センターの建設など安心して子育てできる環境整備に努めています」と答えた。
 野口氏が「具体的な取り組みをお願いしたい。川西市、明石市では保育所の無料化、中学校給食費無料などの実績がある。別府市が日本一の少子化対策を行っているという実績を作ってほしい」と要望した。
 そのほか、統一地方選挙の総括、市制100周年後そして次の100周年に向けてのビジョン、ヤングケアラーなどの対策について質問した。

乗合タクシー事業について

松川章三氏(自民新政会)

松川 章三氏

 松川章三氏は乗合タクシー事業について「目的地に行くために乗り継ぎをしないと行けない。乗合タクシーは格安運賃とはいえ料金を取っています。山間地の人に寄り添っていいのではないかと思う。どのようにしていくのか」と質問。
 阿南寿和副市長が「別府市公共交通活性化協議会の会長をしています。タクシー事業者、タクシー協会、バス事業者らと話し合ってきました。バス事業者と連携を取りながら折り合いを付けながら現在に至ります。どの辺りまで地域公共交通に声を出していくかは、全国的な問題。バス事業者、タクシー事業者、周囲の市町村がありますので、折り合いをつけていくことが困難なところもある。利用者の声を含めていろんな話を聞いていますので、今後は細かく行き届くようにやらせていただきたい」と答えた。
 松川氏は「みんなのタクシーを活用している中山間地域の人の要望が叶えられていない。行政と交通事業者のみで話しているので、取り上げられていないと思う。中山間地の人は『少しルートを変えてくれれば』という声がある。ルート変更は考えられるのではないか」と質問。
 長野恭紘別府市長が「みんなのタクシーで自宅から目的地まで連れていきたい。ですが別府市の場合は、すでにバス路線があり、タクシー事業者もいます。交通事業者が納得するには、バス路線やタクシー会社を無視しないこと。できるだけ希望の場所の近くまで行くなどをさせていただいています」と答えた。
 そのほか、新湯治・ウェルネスツーリズムについて質問した。