サッカーJFLに所属する、ヴェルスパ大分はこのほど、来年度に設立するUー18(高校生年代)の活動に向け、学校法人別府大学明豊高校と連携協定を結んだ。
協定では、Uー18に所属する選手の進学先として、明豊が協力するなどとしている。また、相互に協力して、「生徒の個性を生かし伸ばす教育」を第一に、生きる力にあふれた生徒の育成に向けた取組を推進することを目的としている。
学校法人からは、二宮滋夫理事長、溝部芳明常任理事、盛本功爾郎理事法人事務局長、簑田祐二総務部長、岩武茂代明豊中学・高校校長。ヴェルスパ大分から、清原裕輔代表取締役、生口明宏取締役専務が出席した。
岩武校長は「連携協力校として、本校をご指名いただきましたことに感謝します。本校では、『生徒の個性を伸ばす教育』を第一に掲げ、『心を磨き、知性を磨き、技を磨く』教育を通して、生きる力にあふれた生徒の育成に力を注いでいます。将来トップチームにおいてプロ選手として活躍することを夢見て日々精進する生徒達にとって、知性と人間力は、その土台として重要な要素であると考えます。ヴェルスパ大分と連携協力して、知性と人間力の育成に取組み、心身ともに成長できる選手の育成に努力していきたい」。
清原社長は「Uー18の設立に共感してくださり、連携協定を締結いただきました。プロ選手を目指す選手を教育現場の視点よりサポートいただきます。将来トップチームで輝ける選手の育成だけでなく、育成世代で最も重要である人間形成の面でも、連携を図ることで、学業とスポーツの両立を図り、心身ともに成長できる選手の育成を目指します。また、連携協定をきっかけに、一緒に地域の課題解決や地域活性化に繋がるアクションにも取り組ませてもらいます」とそれぞれあいさつをした。