令和元年第4回別府市議会定例会は11日、総務企画消防、観光建設水道、厚生環境教育の各委員会で議案審査を行った。
総務企画消防委員会(手束貴裕委員長、9人)では、職員課、総合政策課、財政課、防災危機管理課が一般会計補正予算、特別会計補正予算、別府市役所事務分掌条例の一部改正など11議案を審査した。
職員課が、人件費増加の補正理由として人事院勧告及び大分県人事委員会勧告に対応、職員の給与について給料月額、勤勉手当の額を改定することなどに伴い、人件費の増加に変更が生じるため補正を行う。また、別府市の特別職の期末月数は国の特別職に準じてきているため、別府市の特別職や市議会議員の期末手当を改定するに伴い、条例を改定すると説明した。
委員からは「勤務評定はしているのか。懲戒による給与補正などの事案はあるのか」と質問。花田伸一職員課長は「人事評価はしている。懲戒処分があれば勤勉手当に反映させている。今年度は、8カ月前にあった選挙事務で不手際があったため、反映させている」と説明した。
この議案については、異議があり、挙手多数で可決することを認めた。その他の議案についても、審議し、採決を取った。
観光建設水道委員会(市原隆生委員長、8人)や厚生環境教育委員会(山本一成委員長、8人)も、それぞれ審議した。