別府市は４日午後２時、１月１日に発生した「令和６年能登半島地震に伴う義援金箱」を市内１２カ所に設置した。
地震は、１日午後４時１０分頃、マグニチュード７・６と推定される大きな地震が能登半島で発生した。石川県志賀町では、震度７を観測。一時、大津波警報が日本海側の広い範囲に出され、珠洲市などの沿岸部で住宅被害が確認された。現在も救助活動は続いており、死者も多く出ている。震度７の揺れは、国内では２０１８年の北海道地震以来で、大津波警報が出されたのは、２０１１年の東日本大震災以来。
年始から多くの人が被災する災害を受け、別府市では、市役所本庁舎の１階受付横をはじめ、亀川・朝日・南部の各出張所、市公会堂、北部・南部・西部・中部の各地区公民館、野口ふれあい交流センター、ＪＲ別府駅観光案内所「ワンダーコンパス別府」、市社会福祉会館に募金箱を置いた。物品の受付は行っていない。
７日に行われる「二十歳のつどい」や、９日の新年祝賀互礼会、１４日の市消防出初式の会場にも募金箱を設置して、義援金を募る予定。
杵築市も募金箱を設置
杵築市と杵築市観光協会は４日、令和６年能登半島地震の義援金に係る募金箱を市役所本庁舎、山香庁舎、大田庁舎、杵築市文化体育館、ふるさと産業館、和楽庵に設置した。