大分ガールズで活躍

オール大分ガールズで活躍した5人を特別表彰

 別府市軟式野球連盟(後藤一彦会長)の学童部は26日午後6時半、市中央公民館で総会を開催し、冒頭、女子野球「オール大分ガールズ」に所属して活躍した小学6年生3人と中学3年生2人を特別表彰した。
 オール大分ガールズは、大分県内唯一の女子野球チームで、県内からの選抜チーム。市軟野連とNPO法人JSBB Beppu Branchが運営を行っている。中学生は昨年11月に別府市で開催された、「第5回ろうきん杯九州女子小・中学生女子軟式野球大会」で準優勝、小学生は3位と好成績を残した。また、小学生は7月に石川県七尾市で、中学生は8月に京都府宇治市で行われた全国大会に出場。5人は、選抜チームで活躍すると共に、地元のクラブチームや学校の部活でも活動している。
 受賞したのは、鳥山七奈美選手(15)=別府西中=、仁田野夏緒選手(同)=朝日中=、大友晏寿選手(12)=境川小=、渡邊望未選手(同)=緑丘小=、松尾心鈴選手(11)=山の手小=。後藤会長が一人ひとりにトロフィーを手渡した。
 鳥山選手は「初めて準優勝という経験をさせてもらい、チームも自分自身も成長でき、思い出に残る試合になりました」。仁田野選手は「部活でもチームとしても勝つ経験があまりなかったので、準優勝できてうれしかったです。仲間と喜びを分かち合いたい」。渡邊選手は「九州で3位をとれて、うれしかったですが、これからも頑張っていきたい」。松尾選手は「3位をとれてうれしかったけど、悔しかったりもして、色々と経験が出来ました」。大友選手は「こういった賞をもらうのは初めてで、うれしいと思いました」とそれぞれ話し、鳥山選手は高校でソフトボールを、他の選手はこれからも野球を続けたいと話した。