盛り上がった第34回亀川夏まつり
5千発の花火夜空染める
納涼音頭大会は「六調子」など4曲
「第34回亀川夏まつり」(亀川まつり協会主催)が3日午後5時、亀川漁港周辺で開催された。
オープニングは、ひめやま幼稚園鼓笛隊、市立北部中学校吹奏楽部が演奏し盛り上げた。
来賓の長野恭紘別府市長が「これからますます、亀川地域は盛り上がっていきます。亀川夏まつりも、地踊り大会に花火大会と最後まで盛り上がっていきましょう」とあいさつ。続いて、三ケ尻裕己亀川夏まつり実行委員長、佐藤隆博JAべっぷ日出組合長、篠田誠北部中学校長、佐藤裕一亀川小学校長、梅野雅子市観光協会長、西謙二別府商工会議所会頭ら12人が、やぐらの上から紅白餅をまいた。多くの人がうちわを振ったり、大声を出してアピールした。
納涼音頭大会では、別府医療センター、JAべっぷ日出、大分みらい信用金庫亀川支店、亀川四の湯町1区自治会、同町2区女性部など11団体462人が参加。亀川地踊り保存会が独特の口説きの節回しで「三つ拍子」「二つ拍子」「左衛門」「六調子」の順で4曲を唄い、太鼓の音が響いた。
4曲終了後、熱中症対策に水分補給のために休憩。その間、三ケ尻実行委員長が「亀川夏まつりは皆さんが来てくれて、応援してくれることで成り立っています。これからも皆さんの応援をお願いします」とあいさつした。その後、納涼音頭大会後半が行われた。
花火大会は、スターマイン、単発、文字仕掛け、大仕掛けなど5千発が夜空を彩った。
模擬店も多く出店され、焼き鳥、たこ焼き、かき氷などの屋台が出て、参加者は屋台の味を楽しんだ。
また、ラグビーワールドカップ2019日本大会のPRブースが出展しており、ノベルティの配布、公認キャンプチーム紹介パネルが展示された。優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が展示されると、多くの人がデジカメやスマホで撮影していた。
地踊り大会の審査結果は、次のとおり。
▽地踊り大賞=浜田地踊り保存会▽亀川夏まつり協会会長賞=古市町自治会地踊り保存会▽仮装大賞=内竈自治会▽特別賞=黒木記念病院、平田町自治会女性部、別府市立亀川小学校