市立別府西中学校(佐藤裕一校長)は今年度から始めた「『夢』プロジェクト」を7日午前11時30分、同校体育館で開催し、全校生徒412人と教職員が出席した。同校PTAが共催。
同校の教育目標「別府を愛し、夢を持ち自ら学ぶ生徒の育成」を達するために、保護者・地域とともに目標を共有し生徒に夢を持たせる取り組みを進めている。その取り組みを神﨑浩一教頭が「『夢』プロジェクト」と名付け、年間指導計画に位置づけている。
講師は、ラーメン店「夢を語れ」を起業した実業家の西岡津世志さん。
自らの経験を踏まえて話をし、西岡さんは「授業を受けるときも『今回こんなことが聞けたらいいな』などの思いを持って授業を受ければぜんぜん違う形になる」と説明。
また「夢」の定義について「全員一緒のものではない。将来こうありたい、こうしたいというものが多い。だけど私は『心がわくわくするものは全て夢』と思っている。夢にもレベルがあり、小さい夢を叶えて積み重ねることで、大きな夢につながる」と話した。
生徒は、西岡さんの講話を熱心に聞いていた。