クイーン・エリザベスの記念式典

記念式典に出席した
オウレリアーノ・マッツェラ船長ら
初寄港した
クイーン・エリザベス

 クルーズ客船「クイーン・エリザベス」(9万901㌧、全長293・8㍍、幅32・3㍍、英国船籍)が7日午前8時30分、別府国際観光港第4埠頭に初寄港した。午後5時、韓国の釜山に向けて出港した。
 乗客らは、バス12台で地獄めぐりなどを巡るツアーに出た。ツアーに参加しない乗客は、シャトルバスやタクシーなどを使って市内などを巡った。
 記念式典は午前10時25分ごろ、ターミナル内で行われた。
 大分県国際観光船誘致促進協議会長の長野恭紘別府市長があいさつし、長野市長とオウレリアーノ・マッツェラ船長が港章を交換した。また、長野市長がマッツェラ船長、加藤信康別府市議会議長がケビン・ボーグホテルゼネラルマネージャー、秋月久美公益社団法人ツーリズムおおいた専務理事がサリー・セゴーエンタテイメント・ディレクターに記念品を贈呈した。続いて、ミス別府の坂本心実さんが船側出席者一人ひとりに花束を贈呈した。
 最後に、マッツェラ船長が「本船が日本の歴史ある美しい港に寄港する度に『一度一会』という言葉を思い浮かべます。この街に来れたことを嬉しく思うとともに、皆さんと分かち合う一瞬一瞬が、私たちの記憶に永遠に残る宝物になるでしょう」とあいさつした。
 記念式典終了後、関係者がクイーン・エリザベスの船内を見学した。