明大工業が安全衛生大会を開催

藤澤社長があいさつをした

 明大工業株式会社(藤澤正浩社長、船小路町)は、令和6年度安全衛生大会を24日午後1時、ホテルサンバリーアネックスで開催した。大会の前には、八幡朝見神社で安全祈願も行った。
 藤澤会長が「コロナ禍を経て、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、新たな問題として、円高や物価高、資材高騰、作業員の高齢化などが我々を苦しめています。働き方改革やICT施工、建設DXなど大きな変革の時期です。新しいことにも率先して取り組んでいます。発注者との信頼が大事。安全第一の精神を念頭に、一人ひとりの努力の積み重ねが重要です。安心して仕事を頼もう、頼みたいと思われる企業として、一緒にやっていきましょう」とあいさつ。
 金光範明常務が安全管理者から、津野正明営業部係長が衛生管理者から、片山圭吾調査部課長が安全衛生管理計画についてそれぞれ発表した。
 安全管理面では、令和5年は労働災害が4日以上の休業災害(労災)1件、3日以内の不休災害(非労災)1件だった。一方で、年間違反と交通事故の総数が共に0件となり、過去10年の統計の中で、一番良い結果となった。衛生管理面では、「良い仕事 まずは心と体の管理から」をスローガンに取り組み、3年連続で日本健康会議「健康経営優良法人に認定され、9年連続で大分県の「健康経営事業所」に認定されている。
 引き続き、奥平敏章村橋病院医師が「生活習慣病について」、三宅昌規安全顧問が「現場で使用する化学物質について」、谷原一心別府警察署交通課長が「最近の交通情勢と交通事故防止について」と題して、それぞれ講話した。また、気象予報士で防災士でもある早田蛍さんが「近年の気象災害と避難生活について」題して、特別講話を行った。
 最後に安全宣言をして「頑張ろう」コールで締めくくった。