今年も「さつまいもプロジェクト」

家庭ごとにさつまいもの苗を植えていった

 別府市朝日大平山地区公民館(河村昌秀館長)は、令和6年度地域教育力活性化事業「世代間交流さわやか学級」を2日午前10時、同館で開催した。テーマは「子ども菜園でさつまいもを育てよう!」。
 公民館では、昨年度から「さつまいもプロジェクト」を実施している。敷地内にある「子ども菜園」で、3世代でさつまいもを植え、育てるもの。植えつけて収穫をするだけではなく、自主的に水やりや草取りなどのお世話をしてもらう。別の講座生や地域の人とも、さつまいもを通じて会話が生まれるなど、交流のきっかけにもなっている。
 昨年度は、10家族が参加して、収穫総量を家族ごとに計測し、公民館祭で表彰を行った。多い家族で約5㌔あった。
 今年は、菜園を拡大して約32平方㍍になり、19家族が参加した。地域ボランティアの宮﨑勝義さんが指導。
 子どもたちは、保護者らと一緒に教えられたとおりにていねいに植えていった。
 今後は、自分たちが植えたさつまいもの成長を見守りながら、収穫を待つ。