別府いでゆLC旗争奪少年サッカー大会

選手宣誓をする
三芳SSSの江田陽向主将
絶妙なボールタッチで相手をかわす
緑丘SSSの選手

 別府いでゆライオンズクラブ(佐藤裕俊会長)、市サッカー協会(三浦政人会長)は「第31回別府いでゆライオンズクラブ旗争奪少年サッカー交流大会」を20日から22日まで、市実相寺サッカー競技場、市営野口原陸上競技場で開催した。
 市サッカー協会少年委員会が主管。大分、福岡、佐賀、沖縄の4県から小学生24チーム約500人が出場した。
 20、21日は予選リーグを行い、22日に1~8位の各リーグが行われた。
 別府市と市外の子どもたちが、サッカーを通じて交流することにより、技術・技能の向上、フェアプレーの精神を養い、合わせて参加者相互の友情と親睦を深めることが目的として、平成6年から開催している。今回は熱中症予防で前半・後半開始7分30秒前後で3分間程度のクーリングブレイクを入れて、水分・塩分補給や体を冷やすなどした。
 20日は第2試合終了後の午前10時40分、開会式が行われた、前年度優勝の三芳SSSから優勝旗が返還され、主催者の佐藤別府いでゆライオンズクラブ会長が「日ごろの練習の成果を存分に発揮し、優勝めざして頑張ってください。そして、この大会があなたたちの良い思い出になるよう頑張ってください」、別府市サッカー協会副会長の伊東雅弘氏が「皆の力を発揮して、良い試合をたくさん見せてください。この大会の試合は11人制の大会です。8人制とは違うところも考えながらプレーしてください」とそれぞれあいさつした。
 続いて前年度優勝の三芳SSSの江田陽向主将が「私たちは、今ここにいる仲間たちと一緒に楽しいときなどを伝え合い、絆を深めてきました。いつも指導してくださったコーチ、いつも支えてくれる家族に感謝し、最後の笛が鳴るまで正々堂々と戦うことを誓います」と力強く選手宣誓をした。
 開会式終了後、選手は全力でボールを追いかけ、それぞれのポジションで与えられた役割を果たした。パスとドリブルで攻め入り、チャンスがあると果敢にシュートを放った。中盤では、パスカットなどで相手のボールを奪ったり、細かいパス回しから前線にボールをけり込むなどしていた。