令和6年度「TRANSIT」企画公募採択企画vol・8「フジモトアヤ 佐藤文紀 染織と鍛金展」を2月2日まで、末広町の別府市創造交流発信拠点「TRANSIT」で開催している。毎週火・水曜日休み。時間は、午前11時から午後5時まで。
コンセプトは「大人から子どもまで、鑑賞した方々がわくわくできるような、心が晴れるようなものづくりをしていきたい」。両人も楽しみながら真摯に素材と向き合い、たくさんの工程を経て、できあがる工芸の世界に触れてもらいたいという。
2人の作品約40点は展示・販売している。
フジモトさんは「染色で絞り染めの技術を活用して、作品を作っています。全体のコンセプトは『見た人が楽しい、きれいといったポジティブな気持ちを持って帰ってもらう』。大きい空間なので、作品数が足りるか心配で、(夫の佐藤さんの作品とは)素材が全く違うので調和できるか不安でしたが、うまく調和できて良かったです」。
佐藤さんは「全体のコンセプトは『小さい子どもから大人までが楽しめる作品』。夫婦でできるでワクワクしています。素材は銅と真鍮がメーン。一つの作品で一カ月以上かかっています。大分では2人で展示会をするのは初めて」とそれぞれ話した。