別府市学校保健会(会長、岡田豊和市医師会長)と別府市教育委員会は、令和6年度別府市学校保健大会を28日午後3時、市社会福祉会館で開催した。
市内の学校保健関係者が一堂に会して、永年の功績を称えて功労者を表彰するとともに、課題への講演会、学校保健の一層の振興と児童生徒の健全な育成に寄与することが目的。
岡田会長が「様々な課題があり、皆さん苦労されていると思います。新しい情報が必要になってくると思います。みんなで勉強をしながら、学校保健会を盛り上げていきましょう」。寺岡悌二教育長が「長年にわたり、別府の子どもたち、先生のためにご尽力いただき、ありがとうございます。年末には、学級閉鎖や学校閉鎖もあり、皆さんには適切なアドバイスをいただきました。これからも、皆さんのご支援をいただき、子どもたちが安心安全に過ごせるようにしていきたい」とそれぞれあいさつ。
特別表彰(20年以上)として、学校医の堀秀史氏(亀川小)、右田雅義氏(石垣小、中部中他)、川本洋氏(上人小他)、松本重孝氏(別府中央小)、古賀攝氏(朝日中)を表彰。この日出席した松本氏に岡田会長から表彰状が贈られた。
来賓の阿部万寿夫副市長が祝辞。受賞者を代表して、松本氏が「このような賞をいただき、光栄に思います。長くやっていて感じるのは、学校内の保健に関する問題も多様化してきて、ますます学校の先生も大変だろうと思います。学校医の役割も、単に健診と感染症が発生した場合にアドバイスを求められた時に答えるだけではなく、時には学校に出来かけて行って協力しなければいけない時代になったと小児科医会でも常に議論されています。貢献できるように今後も尽力していきたい」と述べた。
引き続き、松井祐治松井小児科医院院長が「マイコプラズマ感染症について」と題して講演した。