クルーズ客船の記念式典

記念式典に出席した
ヴィタリ・シルバチンスキー船長(右から4人目)ら
初寄港したレガッタ

 クルーズ客船「レガッタ」(3万277㌧、全長180・45㍍、幅25・46㍍、マーシャル諸島船籍)が17日午前11時、別府国際観光港第4埠頭に初寄港した。午後7時、高知港に向けて出港した。
 乗客らは、バス15台で地獄めぐりなどを巡るツアーに出た。ツアーに参加しない乗客は、シャトルバスやタクシーなどを使って市内などを巡った。
 記念式典は午後1時30分、ターミナル内で行われた。
 大分県国際観光船誘致促進協議会の阿部万寿夫別府市副市長が「別府市は、豊かな自然と温泉資源に恵まれた観光都市。市内いたるところから立ち上る『湯けむり』は、別府が世界に誇る景観。日本一の源泉数、湧出量を誇る別府温泉は、日本はもとより世界各地から多くの観光客をお招き、心と体を癒しています。別府市内のほか、『おんせん県おおいた』には、たくさんの魅力的な観光資源があります。日帰りで大分県内の各観光地などを楽しんでいただくこともできる。二度、三度と別府市を訪れていただき、大分の自然、グルメ、歴史文化、そして日本一の温泉を体験していただきたいと思います」とあいさつ。
 続いて、阿部副市長とヴィタリ・シルバチンスキー船長がオリジナルプレートなどを交換した。
 安部一郎別府市議会副議長、吉野亮大分県商工観光労働部観光局観光誘致促進室長、高野信一公益社団法人ツーリズムおおいた参与が、ヴィタリ船長、セルギー・クーパススタッフキャプテン、ビクター・コンシカーオジェネラルマネージャーと記念品を交換した。
 続いて、ミス別府の林子瑄(リン・ツーシュエン)さんがヴィタリ船長ら3人に花束を贈った。
 最後に、ヴィタリ船長が「今回、別府市に初めて入港して、来年は6回入港する予定があります。よろしくお願いします。ありがとうございました」とあいさつした。