地域に根差した役割など

講話をする
森田展弘大分みらい信用金庫理事長

 別府大学は「2026年度トップマネジメント講話」の6回目を5月27日午後1時、同大学で開催し、学生274人、一般10人の計284人が参加した。
 同講話は、大分県の経済界をリードする企業のトップが登壇し、各業界の最新動向や現場で求められる人材像、自身の経営哲学などを語る。申し込み不要で、一般の人も無料で聴講できる。協力は大分経済同友会。
 第6回の講師は、森田展弘大分みらい信用金庫理事長。
 テーマは「地域活性化と求められる人材像」。
 森田理事長は、信用金庫とはどのような組織かを銀行との違いや信用金庫の特徴を交えながら説明した。大分みらい信用金庫の取り組みとして、災害時に帰宅困難者の受入機能を備えた新本店営業ビル(シャワルームや備蓄倉庫の設置など)について紹介し、地域に根差した金融機関としての役割を述べた。
 また、預金・融資・為替といった基本業務に加え、「この地域(まち)に根ざし、未来(あす)を拓く」という経営理念のもと展開されている創業支援や事業承継、地域活性化への取り組みについても、具体的な事例を交えながら丁寧に説明があった。
 大分みらい信用金庫の経営文化である「参画経営」にも触れ、行員一人ひとりの考えを経営に反映する仕組みや、主体的に経営に関わる機会を設けていることについて説明した。若手職員を中心に地域と連携したさまざまなイベントを実施している点についても紹介した。
 参加した学生たちは、メモを取りながら熱心に耳を傾け、地域とともに発展する金融機関の姿や、これからの社会で求められる人材像について理解を深めた。