明大工業が安全衛生大会を開催

藤澤社長が1年間の
無事故、無災害を呼びかけた

 明大工業株式会社(藤澤正浩代表取締役社長、船小路町)は、令和7年度安全衛生大会を22日午後1時から、ホテルサンバリーアネックスで開催した。社員や協力会社など約100人が出席。大会前には、八幡朝見神社で安全祈願も執り行った。
 藤澤社長が「私たちを取り巻く自然環境は、一気に大雨が降ったり、熱中症、大雪など年間を通して現場作業は過酷さを増しています。また、資材の高騰や人手不足など、解決困難な課題が私たちを苦しめています。そんな中、国が進める防災、減災、国土強靭化の社会的ニーズは高まるばかり。それにしっかりと対応していく必要があります。安全が第一の精神で労働災害や自然災害から第3者を守り、同僚を守り、自分を守る安全管理、安全行動がきわめて重要となってきます。1年間、よろしくお願いします」とあいさつ。
 金光範明常務が安全管理、津野正明営業部係長が衛生管理、原一夫工事部課長が安全衛生管理計画について発表。無事故、無災害への達成や感染症・熱中症対策、働き方改革の推進、快適な職場環境づくり、健康管理などの取り組みをあげた。
 また、28年にわたって安全衛生管理に携わった三宅昌規元顧問を特別表彰。安全表彰として、協力会社の㈱イワモト、伊藤ボーリング工業㈱、社員の松本薫葉子さん、工事部の現場技術班を表彰した。
 引き続き、奥平敏章山本病院医師、谷原一心別府警察署交通課長、竹下信吾労働安全コンサルタントがそれぞれ健康や交通安全について講話。最後に、安全宣言をして「頑張ろう」コールで締めくくった。