
笑顔で歓迎するJALアンバサダーの2人
日本航空(JAL)とJR九州、JTB旅物語特別企画「春の九州列車旅」の九州一周観光列車「36ぷらす3」が最終日の4日目となる1日午前10時過ぎ、別府駅から出発し、JALふるさとアンバサダーの信末桃子さんと小原井美月さんが乗り込んだ。
JALふるさとアンバサダーは、客室乗務員が自身の故郷やゆかりのある地域の活性化のために仕事をしたいという想いを強く持ち、社内公募で選ばれたメンバーで構成され、全国で24人いる。メンバーは、各地域に移住して培ってきた知見を活かして地域資源を活用したコンテンツの創出や商品開発など、地域課題に対する企画の提案などを行っている。九州には7人のアンバサダーがおり、全員が観光列車に乗車するのは初めて。
ツアーは全国から79人が参加。5月29日に博多駅を出発し、2日目は知覧を出発して宮崎に宿泊。3日目は宮崎から別府まで運行し、別府で宿泊。最終日の4日目に別府を出発して博多に向かった。アンバサダー7人と3月までアンバサダーを務めた花島良子さんもアンバサダー応援隊として1日2人ずつ乗車。信末さんは福岡県、小原井さんは大分県のアンバサダー。
ツアー客は次々と駅に集まり、到着した観光列車に乗り込む際、信末さんと小原井さんが笑顔でお出迎え。小田和彦JAL大分支店長ら関係者が旗を振って見送った。
車内では、ウエルカムアナウンスや1分間体操、キャンディの配布などのサービスを提供。最後は、メッセージカードを配るなどして楽しい旅のお手伝いをした。