
別府市朝日大平山地区公民館(加藤秀一郎館長)は、令和7年度子ども夢チャレンジ「世代間交流さわやか学級」を5月31日午前10時、同館で開催した。
同館では、一昨年度から「さつまいもプロジェクト」を実施している。敷地内にある「子ども菜園」で、3世代でさつまいもを植え、育てるもの。植えつけて収穫をするだけではなく、自主的に水やりや草取りなどのお世話をしてもらう。お世話をするために同館を訪れた時に、別の講座生や地域の人とも、さつまいもを通じて会話が生まれるなど、交流のきっかけにもなっているという。交流を深めながら、子どもの健全育成と地域の教育力の向上を目指す。
今年度は、13世帯34人が参加。加藤館長が「3年目を迎える事業で、幅広い世代の人に参加してもらいました。食の大切さを学び、地域の人との交流も深めるのが目的です。協力して楽しい時間を過ごしてほしい」とあいさつ。
地域ボランティアの宮﨑勝義さんが植え方などを指導。子どもたちは、保護者らと一緒に教えられたとおりに紅あずまをていねいに植え、最後に自分の畝に立札を設置した。
今後は、自分たちが植えたさつまいもの成長を見守りながらお世話をし、10月に収穫。10月に開催される公民館祭で収穫したさつまいもを披露し、表彰も予定している。