
いけばな一葉会(豊田彗琳会長)は「初夏を彩る花あそび」を8日まで、別府市竹細工伝統産業会館で開催している。
同会は、10年以上前から竹製の花かごを使った展示会を同所で行っている。今回は、会員が別府竹細工の花かごなどと季節の花を自由な発想でバランスよく生けており、遊び心のある作品が見どころという。
草花と竹かごがお互いを引き立てあうようになっており、会員9人の作品21点を展示している。来場者は、花や緑の葉と竹かごの色の調和などを楽しんだ。
別府市の女性は「市竹細工伝統産業会館に来たいと思っていたところ、今回の展示会のチラシを見たので、来ようと思いました。初めて見たのですが、花と竹籠のバランスが良いと思いました」と話した。
豊田会長は「夏らしいさわやかで清々しい花と、竹籠の調和や自然を見て感じてほしい。花材は、アジサイなどの白や淡い色が多い。生けたそのままが3日間続けばいいのですが、時の流れで変化しますので大変ですが、皆さん好きで頑張っています」と話した。