起業家精神を育む

ゲームを通じて課題解決を探る子どもたち

 一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINK(堀景代表理事)は、小・中学生を対象にアントレプレナーシップ(起業家精神)を育む機会を提供する「スタートアップシティからの挑戦状」を11、12日におひさまパークで開催。11日は約20人が参加した。
 11日は「謎解きゲーム」を実施。架空の都市で発生する謎を解きながら課題解決法力、思考力、マーケティング力を育んだ。運営は、スタートアップポップコーン株式会社が行った。「輝く未来を描け!スタートアップシティからの挑戦状」をテーマに、町の活性化のために市長から依頼を受けた6人がカフェを始めるが、軌道にのってきた頃に近くにショッピングモールが出来て、お客が減るというストーリー。まずは、カフェをどこに開くかを謎を解いて決め、様々な課題の解決に挑んだ。
 子どもたちは赤、青、紫の3チームに分かれて、それぞれ話し合いながら一緒に謎解きに挑戦。難しい問題も意見を出し合って正解に導いていった。
 12日は、ビジネスモデルゲームを行い、様々なビジネスのマネタイズ(製品やサービス、データなどを収益化する)方法や顧客の需要に応える仕組みを学んだ。