おおいたみのりフェスタ始まる

多くの人で賑わった会場
あいさつをする
佐藤樹一郎大分県知事

 令和7年度大分県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」が18日午前9時30分、別府公園でスタートした。明日まで開催。明日は午前9時30分から午後3時30分まで。
 初日の18日午前9時30分からの開会式では、主催者を代表して大分県農林水産祭実行委員会会長の佐藤樹一郎大分県知事が「この会場に大分県内から農林水産の恵みがたくさん集まっています。生産者が丹精込めて作っていただいた大分産品を存分に楽しんでください」。
 開催地を代表して岩田弘別府市副市長(市長代理)は「農林水産祭を心待ちにしていた皆さん、多くの出展者の努力によりたくさんの農林水産物や加工品が用意されています。また生産者との貴重な交流の機会でもあります。多くの大分ゆかりの商品にふれながら、秋の味覚をご堪能いただければと思います」、来賓の嶋幸一大分県議会議長がそれぞれあいさつした。来賓の森誠一大分県議会農林水産委員長、小野正明別府市議会議長、主催者の壁村雄吉大分県農業協同組合中央会代表理事会長、安部省祐大分県木材協同組合連合会代表理事、中根隆文大分県漁業協同組合代表理事組合長、高橋潤一大分合同新聞取締役がそれぞれ紹介された。開会式終了後にもちまきが行われた。
 ふるさとの食コーナーには「栗の実工房」「別府溝部学園短期大学食物栄養学科」「農家の焼き芋屋さん」「安心院のぶどう」など45団体、畜産コーナーには「大分県酪農青年女性会議」「おおいた和牛及び大分県産牛串の販売」など11団体、ふるさと山地直売コーナーには「JAおおいた」「庄内梨コーナー」など21団体、農業ふれあいコーナーには「農林水産業に携わる女性の笑顔のマルシェ」「見て感じて考える『おおいたの水土里』など15団体、パンカフェコーナーには「石窯パン工房ブリロ」など5団体、水産コーナーには「大分海上保安部(公財)海上保安協会大分支部」「JFおおいた」「鮮魚さばきコーナー」など26団体、その他のコーナーには「『ほおずきタワー&ほおずきピラー』展示」「全国棚田(千枚田)サミットin別府」など21団体が並び、朝から多くの来場者が訪れていた。ふるさとの食コーナーのある店には、長蛇の列があり、一番に並んでいる男性は午前6時から並んでいると話した。
 来場者は開催を喜ぶ表情を浮かべ、胃袋を満たしたり、農林水産の収穫を購入していた。
 メーンステージでは、18日は豊の国ゆふいん源流太鼓、重岡岩戸神楽、琴ウェルフェアーズ、農業系高校生による花生け戦紙(パッチン)が行われた。19日は別府鶴見丘高校吹奏楽部(午前10時)、おさかなクイズ大会(11時)、馬場子供神楽(正午)、日田下駄ダンスパフォーマンス「日田もりあ下駄い」(午後1時)を予定している。