別府市と大分県レッカー事業協力会が協定

災害時には車の移動に協力する協定を結んだ

 別府市は、大分県レッカー事業協力会(斉藤浩徳会長、7社)と「災害時における車両等の移動等に関する協定」を20日午前10時、市役所で結んだ。協力会が自治体と協定を結ぶのは初めて。
 災害が発生した際、水没などで車が動かなくなったり、水害で車が押し流されて道を塞いでいたりした場合、別府市の要請を受けて、車を移動させるというもの。
 長野恭紘別府市長と斉藤会長が協定書に署名。長野市長は「市民の安全安心のため、早い支援をもらえるのは心強い」とあいさつ。斉藤会長は「以前も全国各地に支援に行った経験もある。車が邪魔で消防車や自衛隊車などの救助活動が進まないというのもある。少しでもスムーズに救助活動などができるように頑張りたい。他の市町村とも今後、同様の協力をしていきたい」と話した。

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