第26回別府アルゲリッチ音楽祭開幕

ピアノを演奏する牛田智大さんⒸ脇屋伸光

 第26回別府アルゲリッチ音楽祭のオープニングを飾る「牛田智大ピアノ・リサイタル」が13日午後7時、しいきアルゲリッチハウスで開催し、市内外から150人が訪れた。
 今回の音楽祭のテーマは「魂から魂へ、世界へ響け」。
 長野恭紘別府市長が「いよいよ第26回のオープニングの日を迎えました。マルタ・アルゲリッチが毎年、大分にやってくることは奇跡で、私たちも誇らしい。中東情勢が緊迫していますが、アルゲリッチ音楽祭は毎年、世界に平和や幸せのメッセージを常に発信してきました。音楽が持つ可能性、価値が今こそ世界の共通言語として、世界平和に貢献することを感じています」と開会宣言をした。
 牛田さんは、2012年にクラシックの日本人ピアニストとして最年少12歳でユニバーサルミュージックよりCDデビュー。これまでにベスト盤を含む計9枚のCDをリリース。25年9月には、アンナ・スウコフスカ=ミゴン指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団日本公演のソリストとして6公演に出演。このほか、その音楽性を高く評価され、活動の幅を広げている。
 同日のプログラムは▽7つの幻想曲op・116▽3つの間奏曲op・117▽6つの小品op・118▽4つの小品op・119―の4曲を演奏した。アンコールは▽舟歌 櫻ヘ長調op・60▽ノクターン第17番ロ長調op・62ー1―の2曲。
 熊本県の女性は「牛田さん2回目のアルゲリッチハウスのコンサートは、ホール全体に包まれたブラームスの音が大変心地良くも緊張感を持ったものでした」。
 別府市の女性は「前回よりさらに磨きのかかった繊細な美しさに加え、力強さを感じました。さらなる活躍をお祈りしています」。
 由布市の女性は「ブラームスの中でも大好きなop・118、しかも牛田さんの素晴らしい演奏で聴けて本当に最高でした」。
 東京都・女性は「オープニングコンサートに初めて伺えて感動しました。どうか今後も続くことを願っています」とそれぞれ感想を述べた。