別府市議会の令和8年第1回定例会⑦

 別府市議会の令和8年第1回定例会・一般質問は最終日の23日午前10時から本会議場で再開された。
 午前中は、日名子敦子氏(自民新政会)と中村悟氏(創る未来の会)が南部振興や避難所などについて、執行部の考えを質した。
 午後からは、石田強氏(日本維新の会)と泉武弘氏(弱い立場の人に政治の光を)が質問を行った。

浜脇秋葉線の進捗は

日名子敦子氏(自民新政会)

日名子 敦子氏

 日名子敦子氏は、浜脇秋葉線について「道路整備計画は」と質問。田邉和也都市整備課長が「約540㍍の整備を進めている。車道は7㍍、歩道は両側4・5㍍、全体幅員約16㍍の整備」と説明。
 日名子氏は「地域の人も期待しているので、安全で利用しやすい道路にしてほしい。進捗状況や全体の見通しは」と質問。
 田邉課長が「用地買収は92%完了しており、残りも順次手続きをしている。現在、水道管工事、電柱など道路占用物の移設の協議をしており、その後、橋の撤去をする。令和14年3月の完成を予定している」と答えた。
 日名子氏は「一定期間の通行規制や通行止めも予想される。生活道路として利用されているだけではなく、う回路として利用されている。市民生活への影響は少なくないと思う。本格化する前に説明会をする考えは」と重ねて質問。田邉課長が「地元説明会は、橋梁撤去工事開始前にしたいと考えている」とした。
 また、不登校の児童・生徒の健康診断について「確実に健診を受けられる体制が必要。病院などで受診する場合の補助金が必要では」と質問。
 藤原良浩学校教育課参事が「学校医と相談して個別受診を案内し、受診機会の確保に努める。保護者にも受診を促す。補助金は、調査、研究をしたい」と答えた。
 他にも、市営駐車場の現状や公衆トイレなど観光行政についても質問をした。

避難所の妊産婦など対応は

中村悟氏(創る未来の会)

中村 悟氏

 中村悟氏は、妊産婦・乳幼児の避難所での備蓄について「山の手小学校を例に挙げると、粉ミルクやアレルギー対応ミルクの備蓄がない。哺乳瓶はあるが、肝心の粉ミルクがない。命に直結する問題」と指摘。
 中西郁夫防災局次長兼防災危機管理課長が「夏場などで室内が高温化する学校での備蓄は品質管理が難しい。男女共同参画センターで備蓄している」と答えた。
 中村氏は「熊本地震がきっかけで断水が続く中で、フィンランドから届いた液体ミルクが脚光を浴びた。哺乳瓶に移し替えるだけで利用でき、常温保存が可能。課題は、消費期限が粉ミルクと比べて短いことなどがある。また、煮沸消毒が難しいため、使い捨ての哺乳瓶の備蓄が必要では」と質問。
 中西次長が「備蓄計画で目標計画を定めており、現時点で目標数を達成している。必要な備蓄品は、市職員が防災備蓄倉庫から持ち出し、届ける。現在、各備蓄倉庫の改修しており、適正配置に努める。使い捨て哺乳瓶の備蓄を進めている」と答えた。
 また、妊産婦や乳幼児専用の避難所の必要性について「授乳中は周囲の目があり、夜泣きでも周囲を気にする。市内に専用福祉避難所の開設を検討してほしい」と要望。
 大野高之防災局長が「先進事例などを参考に、避難所運営の最適な方法を検討していきたい」と答えた。
 他にも、民泊や産後ケア事業などについても質問をした。