湯けむりマラソン10月再開へ

多くの人が参加して賑わっていた別府湯けむりマラソン大会
(写真は2013年の様子)

 秋の奥別府を楽しむ人気のイベントである「別府湯けむりマラソン大会」が再開される見通しだ。
 大会は、毎年10月に志高湖周辺で行われており、マラソンとウォークが行われていた。全国から合わせて約3千人が参加したり、姉妹都市である韓国の木浦市からも参加するなど、多くの人で賑わっていた。
 一昨年、補助金の見直しにより、大会の運営費が3分の1になり、開催はしたものの、開催経費の収支見通しがたたず、実行委員会の事務局を担っていた企業が事務局を辞退。昨年の第32回大会は事務局を務める企業や団体が現れずに、中止となっていた。
 大会参加者だけではなく、その家族も一緒に別府を訪れるため、別府観光の大切なイベントの1つということもあり、市議会観光建設水道委員会でも、「長きにわたり実施されてきたこのイベントは、市内外からも多くの参加者が見込まれるため、開催について再検討すべき」との意見が出た。
 別府市としても、関係団体などと協議を重ね、令和2年度については、別府市陸上競技協会が中心となって、開催する運びとなった。現在、実行委員会で競技内容などを話し合っており、10月開催に向けて準備が進められている。

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