
別府市とアース製薬株式会社(川端克宜代表取締役社長CEO、東京都)は3日午後1時半、別府市役所で包括連携協定の締結式を行った。
別府市は2017(平成29)年に株式会社バスクリンと包括連携協定を結び、温泉入浴を通じてONSENアカデミアで発表を行うなど関係性を築いてきた。今年1月1日に、アース製薬とバスクリンが経営統合したことを受けて、改めて、市民の健康増進と地域社会の発展のため、包括連携協定を結ぶことになった。アース製薬はこれまで、20の自治体(都道府県、政令指定都市、特別区、市町村)と包括連携協定を結んでいる。
降矢良幸取締役副社長と長野恭紘別府市長が協定書に署名した。降矢副社長は「バスクリンは、別府市と包括連携協定を結び、温泉の魅力発信や健康づくり、地域活性化の分野などで別府市の人々の健康と地域社会の発展に寄与することを目的に連携を進めてきました。バスクリンの思いと実績を引き継ぎ、新生アース製薬として別府市との連携をより強固なものにする第一歩。温泉に関する知見や情報を市内外に発信し、『日本の名湯別府』を用いて観光振興を後押しする。加えて、災害に負けない地域づくりにも貢献していく。別府市と一緒に誰もが健康で安心して暮らしていける未来を築けることを期待しています」。
長野市長は「以前から、バスクリンとの連携で温泉入浴効果の検証やこれから目指す新湯治・ウェルネスの部分でONSENアカデミアなどで様々に発表してもらい、支援と協力をいただいた。新たな時代の新たな連携という意味で、発展的にアース製薬と結ぶことが出来た。災害時も支援いただけるということで、市民にとっても観光客にとっても行政にとってもメリットのある協定。連携を密にして、様々な分野で力添えをいただきたい」とそれぞれあいさつした。
アース製薬は、防虫剤やオーラルケア、入浴剤、掃除用品など衛生面や健康面の製品を多く手掛けている。協定では▽温泉に関すること=温泉に関する知見の拡散▽スポーツ・観光振興に関すること=スポーツイベントへの協賛や会場での虫ケアステーション設置など虫害対策の整備▽安心安全で健康な暮らしに関すること=虫ケア及び入浴に関する講習会などの実施、暮らしに役立つ啓発活動など▽災害時における被災者の支援に関すること=衛生用品防災備蓄自動販売機の設置及び災害時の災害用品提供による防災・減災への取り組み、を行う。
