
令和8年度自衛官候補生課程教育修了式が21日午前11時、陸上自衛隊別府駐屯地で開催された。
自衛官候補生は、大分、福岡、長崎、熊本、沖縄出身の18歳から29歳までの26人。
井出智昭陸上自衛隊第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令が教育課程を修了し、7月1日付で各部隊への教育入隊を命じる告達をし、赤嶺悠樹さん(18)が各部隊への教育入隊を命じられたことを申告した。自衛官候補生を代表して、城拓斗さん(20)に修了証書が授与された。また、赤嶺さんに連隊長賞が贈られた。
井出連隊長は「入隊以来、実弾射撃、体力測定、徒歩行進など慣れない生活に3カ月、訓練を完遂したことに敬意を表する。入隊式で、仲間意識の醸成、体力・気力の充実、基礎的技能の習得、自衛官の自覚の4点を要望した。教育に対して、真剣に取り組み、将来自衛官として勤務する姿を想像し頑張る姿を見て、連隊長として頼もしく見える。友情と同期の絆は一生大切にしてもらいたい。それぞれの職種のプロフェッショナルになれるよう、日々目標を持って訓練をし、自分の目指す理想の自衛隊員になれるように努力をしてください。それぞれの任地では、地域の特色や伝統を見聞きし、自分自身の経験にしてほしい」と式辞。
来賓の岩屋毅衆議院議員(前外務大臣)が「式典に参加するたびに、自衛隊は日本一の教育機関だなと実感します。威風堂々たる姿を見て、そう思う。厳しい訓練に励んでいるさなかにも、世界情勢は激しく揺れ動いています。我が国を取り巻く安全保障環境も厳しく、複雑なものになっています。しかし、だからこそ、国民の生命を守り、平和を守る自衛隊の使命は重要になっています。国家、国民に奉仕する仕事の中で、最も崇高な使命を担っているのが、自衛隊。自信と誇りをもって歩んでもらいたい」。岩田弘別府市副市長は「別府駐屯地に入隊し、先輩たちの指導を忠実に守り、心身を鍛え、教養を身につけ、我が国の平和と安全を維持するため、国民生活の安定と国防を担う自衛官として、一段と逞しく成長した皆さんに感動を覚えます。さらに鍛錬を重ね、より逞しく凛とした自衛隊となることを期待します」とそれぞれ祝辞を述べた。
隊員は、第41普通科連隊をはじめ、第1空挺団、水陸機動団、西部方面広方支援隊、九州補給処、第51普通科連隊、幹部候補生学校、第5施設団、西部方面システム通信群、第4通信大隊、西部方面情報隊、第40普通科連隊、第2特科団、第2高射特科団にそれぞれ分かて、専門職種を身につける。
