「地域の色・自分の色」研究会

学会で発表する照山龍治代表

 「地域の色・自分の色」研究会(照山龍治代表)は5~7日、横浜市の鶴見大学で開催された「2026年度こども環境学会横浜大会」で地域防災教材「ふるさとのうみとそら」とその教育効果を発表した。
 同研究会は、別府市と姫島村の学校を繋ぎ、実践学習を積み上げて作成した地域防災教材「ふるさとのうみとそら」と、その教育効果を「『色』を活用した『地域の学び』は、児童生徒の『地域観』と『防災意識』を如何に高めるか」というテーマで、照山代表が発表、会員の宮里耕太さん、塩月孝子さんが補助を務めた。
 「地域の色・自分の色」研究会は、東京大学大学院教授(作成当時)の秋田喜代美先生の指導、別府市教育委員会と別府市立鶴見小学校のご協力のもとに、前川財団の助成を受けて入門教材「ふるさとのたからもの」と探究教材「ふるさとのふしぎ」を作成した。その教材は、教育効果の検証結果とともに「こども環境学会」にて発表し、結果、学会賞(2020年度にポスター発表賞、21年度に活動奨励賞)に連続2回選ばれた。なお大分県では、18市町村のうち別府市、大分市をはじめ14市町村教育委員会がこの教科書を採用している。
 また、25年度からは、新たに08年の熊本地震で別府とともに被害を受けた西原村の河原小学校が研究協力校として参加し、血の池地獄の赤い泥と名産品サツマイモの紫色の皮の汁を使って染物と絵を描いて別府市と西原村を比べてふるさとの素晴らしさを確かなものにする授業づくりにも取り組んでいる。
 照山代表は「私たちの実践・研究活動が学会に認められ、全国の多種多様な研究者・実践者の前で発表と意見交換ができたことは、施策提案の具現化に向けて大きな一歩となったと考えています」とコメントしている。