別府っ子あんしんサポーターの会研修

講演をする山﨑貴晴別府警察署生活安全課長

 別府市別府っ子あんしんサポーターの会(大鍜治光子会長)は「令和8年度研修会」を18日午前10時30分、市社会福祉会館で開催し、73人が参加した。同会は、昨年度に青少年補導員協議会から名称変更をし、「役割は十分に果たせた」として、令和9年5月をもって活動を終える。
 大鍜治会長が「年に一回の研修会。今回は別府警察署生活安全課長の山﨑貴晴さんが公演してくれます。別府市では大きな事件や事故は耳に入ってきていません。皆さんが地域を中心とする子どもたちの安全安心の見守り活動をしてください」、来賓の寺岡悌二市教育長もそれぞれあいさつした。
 続いて、山﨑貴晴別府警察署生活安全課長が「県下の非行概況と闇バイトの実態について」と題して講演した。
 県下の刑法犯少年の検挙・歩道状況は、平成16年以降は減少傾向で、令和4年に統計開始以降、過去最少の66人だったが、その後は増加している。罪種別の状況は凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、その他の刑法犯は令和6年に引き続き、令和7年は前年比75件増加と大幅に増加している。初発型非行も窃盗(万引き、オートバイ盗、自転車盗)、占有離脱物横領も増加している。しかし、不良行為少年の補導状況は喫煙と飲酒は増加、深夜はいかいとその他は減少している。
 闇バイトの実態について~少年を「使い捨て」にする「闇バイト」の現実~では、山﨑課長が「昨今、犯罪実行者募集情報(闇バイト)を利用した匿名・流動型犯罪グループによる犯行が疑われる事件への少年の関与が散見される」と述べた。
 闇バイトの基本パターンは①募集情報への応募②犯行グループとのやりとり③個人情報の要求・送信④犯行グループによる脅迫行為⑤犯罪行為に加担―となっている。
 また、使い捨てにされる少年、検挙された少年たちの声~犯行前後の心境~などについて講演した。
 高橋信二緑丘校区理事が謝辞を述べ、引き続き中学校単位で意見交換会を行った。