
温かいスープの炊き出しを行った

美味しい防災食も体験
別府市と別府溝部学園短期大学(溝部佳子学長)は10日午前10時、学園内のグラウンド等で「防災学習会」を開催した。大分県、大分県砂防ボランティア協会、亀川防災士会、別府地区LPガス協議会なども協力した。
毎年、全国で自然災害が激甚化、頻発化している他、10年前には熊本・大分地震、今年に入ってからも熊本地震が発生するなどしており、災害への備えを考えるきっかけにするのが目的。
大学生やひめやま幼稚園児、地元住民らも参加。グラウンドにテントを張って「防災ブース」を出展。食物栄養学科が栄養がとれるトマトスープの炊き出しを行った他、カレーやコーンスープなどの簡単につくれて美味しい防災食を食べたり、トイレカーの展示、簡易トイレ実験、VR体験、土砂災害体験などを実施。参加者は各ブースを回ってスタンプを押してもらい、全て回った人には防災グッズなどがプレゼントされた。
開会式で、溝部学長が「災害はいつ起こるか分かりません。自分の住んでいる地域を知って、災害が起きた時に、人間力が試されます。『自分は大丈夫』と思わず、しっかり勉強して世の中の役に立つ人になってください」。日置伸夫別府市防災局長は「別府市では、備蓄倉庫を整備したり、地域での個別避難計画を策定したり様々な取り組みをしています。今日体験したことを、まわりの人に伝えてほしい」とそれぞれあいさつ。
学生もブースに入って、関係者と一緒に訪れた人に防災の大切さを伝えた。土砂災害体験では、模型を使って対策をしていないと土砂崩れが起きた場合にどうなるかを実験。山が崩れ、市街地にも流れ込む様子を見た参加者は「怖い」と話していた。防災食の試食では、子どもから大人まで「美味しい」と大好評だった。また、学生による炊き出しは、栄養価が考えられて、温かくで食べやすいスープに「あったまる」と笑顔がみられた。
