大分県立別府鶴見丘高校の第75回入学式が9日午前10時、同校体育館で行われ、240人が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。
新入生が保護者らの大きな拍手の中、体育館に入場。国歌を斉唱した。
入学許可を言い渡した石井利治校長が「皆さんには『質実剛健』の校訓を心に刻んで下さい。グローバル化などが進む中、皆さんは誠実に悩み、励んで下さい」と式辞を述べた。
新入生を代表して椎原菜々子さんが「新たな一歩を踏み出す今、新型コロナウイルスという未曾有の脅威にさらされており、世の中は混乱しています。私たちには柔軟な思考力が求められており、その思考力は現代社会を生き抜くためになくてはならないもの。仲間とともに未来に向かって常に努力をしていきたいと思います」と宣誓し、式が終了した。
続いて、教職員が校歌を披露し、職員が紹介された。
式は来賓の出席はなく、出席者は全員、マスクを着用し体育館出入口ではアルコールによる手洗いが実行された。