別府溝部学園高校バスケ部は「バスケ以外のことからバスケを学ぼう」と、外部講師を招いた特別セミナーを２６日午後３時、同校多目的ホールで開催し、バスケ部員など４０人が参加した。
今回は、別府市在住のアートクリエイターのＭＡＫＥＹ（マーキー）さんが講師を務めた。ＭＡＫＥＹさんが講話するのは初めて。
まずは、先日行ったパフォーマンスをＹｏｕＴｕｂｅで見た。
その後、ＭＡＫＥＹさんが会場に登場すると部員らは大きな拍手で迎えた。
「最初は企業に勤めていて、最先端の技術に触れられて、接客も面白かった。しかし、いろんな事情から辞めて、この道を選んだ。再就職したらアートが出来なくなると感じたから。それは元々、絵が好きだったから」とアートクリエイターの道を選んだきっかけを話した。
アートの仕事についてからは「ネガティブをポジティブに変える」を信念に活動しているという。
「○○のせいでこうなった」を「○○のおかげでこうなった」と考えるようにしており、ＭＡＫＥＹさんは「皆さんが試合では『絶対に勝つ』と思っているから、その方向に向かう。悩みはいっぱいあると思うが、絶対に成功すると思っていると、これからの人生は成功に近づいていく」と話した。
部員を代表して藤原知也さん（１７）がお礼を述べた後、初めての試みとしてバスケットボールにペイントして、アートの世界を楽しんだ。